2015年12月3日(木)  岩手県鹿妻穴堰土地改良区で講習会が開催されました。


岩手県鹿妻穴堰土地改良区講習会 概要
@ 日時   平成27年12月3日(木)10:00〜10:40
A 場所  【岩手県盛岡市】鹿妻穴堰土地改良区会議室
B 会合名   鹿妻穴堰土地改良区ミニ講演
C 参加人数 25名出席
  出席者 高橋隆鹿妻穴堰土地改良区理事長、舘澤前理事長、土地改良区役職員

        田山清岩手県土連専務理事、佐々木雄康岩手県土政連
 
D 会合での発言内容・意見・要望等
 (田山専務の発言)
この5年間で農業人口が2割減少した。維持管理費へどう対応するのか。
若い人こそ予算や農業農村の将来を考えて欲しい。

二階会長の言う「闘う土地改良」は予算確保と国会へ土地改良の代表を送り込むことの2本柱。
国の予算が22年度に大幅減少し、まだ21予算の6割程度。平成16年〜土地改良の代表は空白。ふさわしい人を選んでいた。進藤氏が手を挙げた。秋田生まれで、57年岩手大学入学。岩手県では10月に後援会を開催し進藤氏に講演をいただいた
進藤氏は志の高さと人柄が優れている。本省で技術のトップとなるべき人だった。自身の将来を投げ打って手を上げられた。予算復活の為、51歳で退職され、是非応援したいと思う。これまでトップの方が選挙に出てきたが、今は予算厳しく出馬できなかった。
人柄で誰もが応援する。私も進藤さんが本省係長時代に岩手に来られ、担当として3日間随行したが、我々と同じ目線で話してくれる人。東京からの要請でなく、私自身が応援したいと思っている人。全国各地でほ場整備したくても予算が無く困っていることに対して、結集必要。地方の一人ひとりの頑張りが必要。

【質疑応答】
このたび進藤さんが出るということで万々歳だ。土地改良に理解のある方に出て貰わなければならない。中身を聞かせて貰い大いに安心した。ただ選挙は本当に難しい。このパンフレットは大変良いもの。これを徹底すべき。全農家に届くようにしてもらいたい。来年は是非バッチを付けて貰いたい。自分も最大限がんばる。にこにこして頑張って欲しい。また是非岩手に来てもらいたい。(舘澤前理事長)

 E 進藤氏の発言内容等
・鹿妻穴堰前理事長の舘澤さんには現役時代大変お世話になった。
・北陸の福井では6800haの水田地帯のパイプライン化を担当した。本省で予算総括をした後、関東農政局の設計課長となった時、予算が大幅削減となり、全国の設計課長が集まり、予算復活の方法や当面の進め方等を議論した。予算が少ないと工期が延び、新規採択ができなくなる。ちょうどストマネ事業の必要性が高まっていた時代。当地域は積雪寒冷地対策事業で1反区画がなされた地域で、圃場の再整備が高まってきていたところ。このため、予算確保の観点から国政に代表者を送る必要がある。
・また、中山間地域振興課長となり、直接支払、多面的機能の法律、山村振興法の改正等を担当したとき、国会議員には都市型議員が多いこと痛感した。彼らは1000兆円の債務改善や600兆円のGDP、海外のことばかりに気を向けていた。それも大事だが、もっと農業農村の役割が大切だと訴えていく必要がある。
・全国20万キロメートルを歩き回って、地域の声を聴いた後にそれらをまとめたのが横型のパンフレット。全国の農業用水路が40万キロメートルであり、やっと半分。このパンフレットにも再度意見をもらい、バージョンアップしていきたい。
・直接支払は、地域で法人化が増えているが事務能力が低下していることにも対応できる更なる改善も必要。
・災害に強い農山村づくりは、予算不足で整備を待たされているところにも対応する

・国民へのPRでは、学校給食や学校教育で農業の大切さを教えるべき。
TPPについては、批准までこれから23年かかる。毎年状況を見て、その都度対策を訴えて行く。丁寧に寄り添うことが必要。それも土地改良の代表である私の役割。需要増が必要。実態としては毎年8万トンの需要が減っている。国内需要増のための1つの手段として学校給食を進めるべき。
・3つの約束と、5つの全力。孫子まで伝えて行くべきものとして3つの約束、すなわち、食、農地と水、農山漁村を掲げた。自給率は3つの概念から構成されており、国内生産力をしっかり確保することが重要。国内生産力の確保の為には、農地・農業用水等の農業資源、農業就業者、農業技術が必要。中でも農地・農業用水等の農業資源は一人の意思では達成できず、関係者の協力が必要。土地改良の役割が大である。
・私の仕事はキャッチボール。私はボール。皆さんの意見をしっかり受け取り、国会、霞ヶ関につなげ、帰って来る。何度となく行き来する。強いだけでなく、意見を吸収する玉になる。
・ご支援をお願いしたい。

 【進藤氏の講演に耳を傾ける土地改良区の役職員】