2015年11月16日(月) 石川県ふるさと対話集会 が開催されました。


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石川県ふるさと対話集会 概要
@ 日時   平成27年11月16日(月)13:30〜15:45
A 場所  石川県農林会館 1階大会議室 
B 会合名   石川県ふるさと対話集会
C 参加人数 24名出席(県内主要土地改良区理事長等) 
 
D 会合での発言内容・意見・要望等
 ・冒頭、西村県土連会長より、「農業農村整備事業予算が少なく、今後どの程度の期間で事業が完成するのか見込みが立たない。平成22年度に大幅削減された予算を一刻も早く回復させ、事業計画に沿った着実な整備促進が出来るように、地方の声を届けることが大切な時期である。」との開会挨拶がなされました。
・県選出参議院議員山田修路先生が議長となり、土地改良及び農業政策に関し、地域の実情と要望について自由な意見交換を行いました。
 (主な意見・要望は次の通りです)
・改良区管内142kmの水路のうち25年かけてやっと70kmを改修した。今の予算ペースではまだ後40年かかる。何としても予算増額をお願いしたい。
・近年の豪雨災害から地域住民を守るために排水路の整備が急務であり、予算増額が是非必要である。
・改良区の管理する排水ポンプ20数基は昭和40〜50年代に設置されたもので、都市化と近年の集中豪雨で被害が懸念されている。早急な改修が必要であり、予算の確保をお願いする。
・国営応急対策事業で用水ポンプの更新を行っているが、機能アップが可能になるように要件の見直しを要望する。このままでは用水不足で担い手の規模拡大が出来ない。
・改良区が多面的機能支払交付金の事務局を担当しているが、非常に喜ばれており有効に活用されている。是非とも予算の確保と制度の継続をお願いする。
・中山間地域で農地の維持管理に困難を極めている。国土保全の観点から国の支援の強化をお願いする。
・担い手に農地を集積しないと事業採択されないが、定年就農者等が増えている地域では柔軟な対応をお願いしたい。
・都市近郊の改良区だが、賦課金の徴収に際し、農地所有者と耕作者のどちらに賦課したらよいかという問題を抱えている。
・基盤整備は既に終わりつつあるが、ほ場整備した水田の暗渠排水の機能低下が問題である。暗渠の更新できる事業制度をお願いしたい。
・中山間地域でいのしし被害に困っている。根本的な鳥獣害対策をお願いする。
・国営事業で作られた排水機場が30〜40年経過しているが、13機のうち2機しか国営で改修できない。国営造成施設の更新整備の採択要件緩和をお願いしたい。
・担い手への農地集積が進み土地持ち非農家が組合員の6割を占めている。その結果、施設の維持管理に支障を来している。土地改良事業に対する取り組みも多くの労力が必要となっている。
・改良区管内では現在4地区がほ場整備事業の順番待ちである。1地区6年の工期で完成するよう予算の獲得をお願いする。また、ため池整備は1〜2年で工事完了するよう配慮願いたい。
・文化財的価値のある歴史的な用水であるが、災害発生時の費用負担や、全国からの視察者への対応などに苦慮している。
 E これらに対する進藤氏の発言要旨は次の通りです。
 ・全国を回り農家の声をお聞きした結果、「安全・安心な食」、「大切な農地と水」、「美しい農山漁村」を守り抜くことが重要である。そのためには「土地改良予算の確保」を始めとする5つの課題に全力で取り組んでいく。
・国営造成施設の改修の採択要件緩和、施設更新に併せて能力アップを可能とする事業制度、農地集積要件の弾力的運用、多面的機能支払制度の拡充、3条資格者の取り扱いなど、今後、制度の改善も含めて取り組む必要がある。ご意見をお聞きして1つ1つ詰めていきたい
   
熱心な意見交換の様子